7月にはいり、感染者も増加しまだまだ油断できない新型コロナウイルス。そのため、引き続き除菌スプレーを購入されている方も多いのではないでしょうか?
そこで本日は、
- どんな除菌スプレーを選んだらいいのかわからない
- 本当に効果のある除菌スプレーを使いたい
といった方に向けて、除菌スプレーを選ぶときに気をつけたい4つのポイントをご紹介します。
除菌スプレー選びのポイント 4選
アルカリ性の除菌スプレーはNG!
水溶液の性質として、酸性・中性・アルカリ性の3つに分けられますが、その中でもアルカリ性は一番刺激が強く、人間の肌が荒れやすい傾向にあります。
したがって、「弱酸性」や「中性」の除菌スプレーを選ぶようにしましょう。
濃度は100ppm~300ppm
「ppm」というのは、液体に微量に含まれる濃度を表すものです。
単位として、1ppm=0.0001% に置き換えらえます。
基本的にこのppmが高いほど、除菌力が上がりますが、高すぎると塩素臭がしたり、刺激がある場合があります。家庭で使用する際には、100ppm~300ppmほどの濃度の除菌剤を使用しましょう。
容器が透明なものはNG!
巷で「おしゃれな除菌スプレー」としてよく見かけるのが、容器が透けて見える透明の除菌スプレー。
実は除菌効果は直射日光に当たるとその効果が下がってしまうのです。
したがって透明な容器のものは避け、保管時にも直射日光を避けるようにしましょう。
要時生成型二酸化塩素水溶液の性質をもつ
除菌スプレーの中でも、二酸化塩素を主成分とするものが多く流通していますが、単に水に亜塩素酸ナトリウムを溶かしているだけという粗悪品も多く出回っています。
その中で、最近注目を集めているのが「要時生成型二酸化塩素水溶液」という性質をもつ除菌スプレー。先日、大阪大学の研究グループが、新型コロナウイルスに効果があるとして発表した、今大注目のキーワードです。
市販のものでも、この性質をもつ除菌スプレーが販売されているようなので、是非調べてみてください。
まとめ
本日は除菌剤を購入する前に知っておきたい、4つのポイントをご紹介しました。
除菌スプレーのもつ効果を最大限に発揮できるよう、事前に成分を確認し、使用方法を十分に守って正しい方法で保管しましょう。